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Text File  |  1994-06-01  |  23KB  |  621 lines

  1. ***********************************
  2. *    音楽製作環境提供プログラム  DESIC2+       *
  3. *      ver.2.236・・・  操作 マニュアル       *
  4. *                          NIX    *
  5. ***********************************
  6.  
  7.  
  8. 序.はじめに(ver.2.1と同じ内容)
  9.  
  10.  DESIC2+は、音楽を作成するためのプログラムです。
  11.  データ形式はMMLに準拠しています。
  12.  MMLデ-タは大抵、テキストエディター等の上で作成されますが、テキス
  13. トエディターでは、特に作曲において、様々な問題点の生じる場合があるので
  14. す。
  15.  そこで、一般に言うテキストエディターとは異なり、MMLの制作だけに焦
  16. 点を当てたMML専用のテキストエディターを作成しました。
  17.  では、普通のテキストエディターと比べて、どう強化されているかと言いま
  18. すと、
  19.    「ブロック分割」
  20.    「MMLプレイヤー」
  21.    「楽譜表示」
  22.    「キーの移動」
  23.    「音色一覧」
  24.    「タイトル・音源選択の簡略化」
  25.    「調号指定」
  26.    「パート操作」
  27.    「エフェクトのマウス指定」
  28.    「楽譜入力」等
  29.  特に、ブロック演奏(曲の一部を試し聞く事)ができないために、BASI
  30. C上で曲を組んでいる人は沢山いると思うのです。僕もその一人でした。そう
  31. いった人達にはぴったり来るだろうと思います。
  32.  僕は楽譜入力型と、テキスト型と、そしてBASICとの、良い部分を混ぜ
  33. てみようと思いました。
  34.  まだ、開発途上ですが、既に多くのMMLファイルを作成し、形として出来
  35. 上がり、大抵の使用には耐えうると思います。
  36.  さて、このDESIC2の本来の機能を保つために、1つ簡単な約束ごとが
  37. あるのです。
  38. ・お約束
  39.  このプログラムでは、ブロック演奏等のために、そのブロックに来るまでに
  40. オクターブ等のパラメーターの変化を調べる必要があります。しかし、何百番
  41. 目のブロックから、全てのパートにおいて、1番ブロックまでにあるかどうか
  42. も分からない情報を探しにいくとしたら、大変な時間がかかってしまいます。
  43. かといって、全てのブロックの先頭に情報を書いていては、大切な曲のイメー
  44. ジがなくなり兼ねません。そこでお約束ごとが必要となります。
  45.  DESIC2では、各パートごと1ブロック目に曲中の、ほぼ不変の基本情
  46. 報だけを書いておき、変化のあるブロックにだけ先頭に情報書き込み、ブロッ
  47. クの最後で元に戻しておくのです。基本情報とはMMLのT,O,V,L,@
  48. 等のことです。この情報は、常に第一に参照されます。
  49.  面倒な方は、右から5番目の音符のアイコンを使用して、手直しだけして、
  50. 曲を入力してゆけばよいでしょう。
  51.  どのような形にしても、この約束ごとを守らなければ、大きなデータを編集
  52. する際、頻繁に時間の掛かる部分が出てくることになります。
  53. (逆を言えば、メモ程度のデータなら気にせずに進めてよいという事です。)
  54.  
  55.  
  56. 1.編集画面
  57.  
  58.  --------------------------------- 
  59. |                a                |
  60.  --------------------------------- 
  61. |                                 |
  62. |                                 |
  63. |                                 |
  64. |                                 |
  65. |                                 |
  66. |                                 |
  67. |                                 |
  68. |                                 |
  69. |                b                |
  70. |                                 |
  71. |                                 |
  72. |                                 |
  73. |                                 |
  74. |                                 |
  75. |                                 |
  76. |                                 |
  77. |                                 |
  78.  --------------------------------- 
  79.  
  80. a.最上段のアイコン列
  81.  
  82.  左から説明していきます。
  83.  
  84. (1)version表示・各種設定ファイルの有無・
  85.     アイコン列の並べ替を行います。
  86. (2)使用している音源の音色一覧を表示します。
  87. (3)表示しているブロックの楽譜を表示します。
  88. (4)表示しているブロックを演奏します。
  89. (5)編集中の曲を一曲演奏します。
  90. (6)ディスクに保存されている曲を読み込みます。
  91. (7)編集中の曲をディスクに保存します。
  92. (8)編集中の曲を抹消します。
  93. (9)ブロックの操作をします。
  94. (10)コピ-元を設定します。
  95. (11)カーソル位置にコピー内容をコピーします。
  96. (12)コピー内容のキー(音の高さ)をシフト(上げ下げ)します。
  97. (13)編集中の曲のタイトルを入力します。
  98. (14)編集中の曲の音源を設定します。
  99. (15)調号・区画指定をします。
  100. (16)初期設定を自動作成します。
  101. (17)パートの操作をします。
  102. (18)ディチューンをかけます。
  103. (19)ステレオ操作をします。
  104. (20)プログラムを終了します。
  105.  
  106. b.青と黒の14段の横縞部
  107.  
  108.  直に編集する部分です。上6段がFM音源、下8段がPCM音源に割り当て
  109. られています。青い部分にはそのブロックに来るまでのオクターブ等の設定条
  110. 件が示されます。黒い部分ではそのブロックのMMLデータが示され、赤く細
  111. 長いカーソル位置にキーボードからデータの入力が出来ます。
  112.  
  113. (マウスについて)
  114.  b部の黒い位置で左クリック(左側のボタンを押す)とその位置にカーソル
  115. を移動させ、青い位置で左クリックするとそのパートにミュート(音が消える
  116. )が、かかります。
  117.  
  118. (PFキー等の対応について)
  119.  
  120.  [PF1]一曲演奏(5)
  121.  [PF2]ミュート
  122.  [PF3]コピー(10)
  123.  [PF4]ペースト(11)
  124.  [PF5]キー移動(12)
  125.  [PF6]音色一覧(2)
  126.  [PF7]ブロック操作(9)
  127.  [PF8]パ-ト操作(17)
  128.  [PF9]ディチューン(18)
  129. [PF10]ステレオ(19)
  130.  [RET]ブロック演奏(4)
  131.   [前行]1ブロック前に移動
  132.   [次行]1ブロック後に移動
  133.  [ESC]ロード(6)
  134.  [TAB]セーブ(7)
  135. [HOME]特殊操作
  136.  
  137. 2.各種操作説明
  138.  
  139.  さて、次にそれぞれの操作の、説明を示します。()の番号は、上に挙げた
  140. 番号と合致します。又、「-左」はマウスの左クリック、「-右」はマウスの
  141. 右クリックで動作することを示します。
  142.  
  143. (1)2+アイコン
  144.  
  145.  version表示・各種設定ファイルの有無・アイコン列の並べ替を行い
  146. ます。
  147.  
  148. -左・右
  149.  (version)  versionを表示します。
  150.  (DESIC2+.set)ドライブ・ディレクトリ情報、各種設定ファイル作成の有
  151.          無をファイルに記録します。
  152.  (各MMLset)  MMLをセーブする際、その曲の演奏色((5)参照)・
  153.          調号指定を組み込んでセーブします。
  154.  (HISTORY.doc)MMLをセーブする際の日付と時刻の一覧ファイルを作成
  155.          します。
  156.  (MENU)    アイコン列を設定します。以下に詳しく説明します。
  157.  
  158.  --------------------------------
  159. |               a                |
  160.  --------------------------------
  161. |               b                |
  162.  --------------------------------
  163. |                                |
  164. |                                |
  165. |                                |
  166. |                                |
  167. |               c                |
  168. |                                |
  169. |                                |
  170. |                                |
  171. |                                |
  172.  --------------------------------
  173. |                                |
  174. |                                |
  175. |               d                |
  176. |                                |
  177.  --------------------------------
  178.  
  179. a.アイコン列
  180.  
  181.  設定するアイコン列を表示してあります。
  182.  
  183. b.コマンド
  184.  
  185.  cで指定するアイコンをどうするのか決めてください。
  186.  
  187. {選択}選択するアイコンをアイコン列に組み込みます。アイコン選択後△
  188.     で組み込み位置を指定してください。
  189. {実行}選択するアイコンを直に実行します。この時アイコン選択画面を抜
  190.     けるので、取消と同様に選択したアイコン列は解除されます。
  191. {属性}選択するアイコンにどの様な役割を与えるか決定します。アイコン
  192.     選択後dで効果を選んでください。
  193. {登録}選択したアイコン列を登録して、”MENU.dat”にセーブします。
  194. {取消}選択したアイコン列を解除して、アイコン選択画面を終了します。
  195.     この時、選択した属性は取り消されないので注意してください。
  196.  
  197. c.アイコン群
  198.  
  199.  ここに表示されるのは”MENU.tif”ですので、16色tiffエディタ-
  200.  
  201. で好きなように書き換えて御使用ください。
  202.  
  203. d.コマンド列
  204.  
  205.  b属性を選んだ時、選択したアイコンに持たせる効果を指定します。
  206.  
  207. ※登録選択時には、同時に”DESICON1.dat””DESICON2.dat”というファイ
  208.  ルを生成します。これは、それぞれアイコン列とアイコン群がどんな効果
  209.  を持っているかを記録するものです。変更した属性は、登録せずにプログ
  210.  ラムを終了するとその情報は記録されませんので注意してください。
  211.  
  212. (2)音色一覧
  213.  
  214.  音色の一覧、テキストファイルを表示させます。
  215.  
  216. -左
  217.  [(一時)一覧作成・(固定)書き直し]をします。
  218.  
  219. -右
  220.  サブウィンドウが開きます。
  221.   (表示)FM音源の一覧かPCM音源のかを選択します。
  222.       又、テキストファイルを一時表示することもできます。
  223.   (一時)一時的に一覧を作成するモードです。
  224.   (固定)FMならPCM側に、PCMならFM側に一覧を固定します。
  225.  
  226. 音色一覧作成時の操作
  227.  
  228.  マウスで音色を左クリックすると、試聴することが出来ます。
  229.  この試聴用MMLは下部に表示されているものですが、これはキー入力で
  230. 変えられる他、コピー内容((10)参照)からのペースト、コピー内容へ
  231. のコピーが可能です。
  232.  
  233. ※ ここで、試聴用に使うパートはFM、PCMそれぞれの場合で1、7パ
  234.  ートです。従って、このパートをMUTEにしている場合、音は鳴りませ
  235.  んのでご注意下さい。
  236.  
  237. (3)楽譜表示
  238.  
  239. -左
  240.  七段の楽譜を表示します。
  241.   リターンキーで楽譜を演奏します。
  242.  
  243. -右
  244.  サブウィンドウが開きます。
  245.   (表示)楽譜を普通表示するか縮小表示するか選んでください。
  246.   (小節数)<>で楽譜表示時の小節数を選んでください。
  247.   (詳細設定)画面が切り替わります。以下にその説明をします。
  248.      ・・段目=何段目に表示するかを選んでください。
  249.      パート==<>で何パート目を表示するか決定してください。
  250.     BLOCK=<>で楽譜表示範囲を今いるブロックからの相対位置で
  251.           決定してください。但し、小節数以上は表示されません
  252.      休符===休符の表示をするかどうか、です。
  253.     通常/逆転=音符を上から表示するか、下から表示するかです。
  254.     ヘ音/ト音=ト音譜表/ヘ音譜表を選択してください。
  255.  
  256. (4)ブロック演奏
  257.  
  258. -左
  259.  演奏します。
  260.  
  261. -右
  262.  サブウィンドウが開きます。
  263.  (初停止)演奏前に、他の音を止めるかどうかです。
  264.  (演奏幅)指定ブロックからどれだけのブロックを演奏させるかを決めます
  265.  
  266. (5)一曲演奏
  267.  
  268. -左
  269.  演奏します。
  270.  
  271. -右
  272.  サブウィンドウが開きます。
  273.   (表示)画面効果の有無を決定します。
  274.  (表示色)RGB別に3段階で指定してください。
  275.  
  276. (6)(7)セーブ&ロード
  277.  
  278. -左・右
  279. ・ファイルの選択
  280.  
  281. (ロードしたファイルをセーブする場合、(特にエラー等が間に発生しなけれ
  282. ば)そのファイル名でセーブして良いか確認してきます。良ければ、(Y)、(y)
  283. 、及びマウスを左クリックしてください。)
  284.  
  285.  ファイルセレクタが表示されます。
  286.  
  287. >キーボードの場合
  288.  直に入力する以外に、次のキーが使えます。
  289.  [RET]入力を決定します
  290.    [↑]カーソル(青いバー)移動
  291.    [↓]カーソル移動
  292. [←][→]カーソル位置のファイルを指定
  293.  [ESC]編集画面に戻る
  294.  
  295. >マウスの場合
  296.  ファイル及びディレクトリ等を指定してください。
  297.  ウィンドウ最下部のコマンドは使えません。
  298.  
  299. (8)クリア
  300.  
  301. -左・右
  302.  確認の後、編集中の曲データを削除します。
  303.  
  304. (9)ブロック操作
  305.  
  306. -左・右
  307.  以下のブロック操作画面に移ります。
  308.  
  309.  --------------------------------- 
  310. |      a        |      b          |
  311.  --------------------------------- 
  312. |                                 |
  313. |                                 |
  314. |                                 |
  315. |               c                 |
  316. =                                 =
  317. |                                 |
  318. |                                 |
  319. |                                 |
  320. |                                 |
  321.  --------------------------------- 
  322.  
  323. a.アイコン列
  324.  
  325.  左から説明します。
  326.  
  327. {1}編集画面の任意のブロックに戻ります。
  328. {2}空のブロックを任意の位置に挿入します。
  329. {3}指定のブロックを削除します。
  330. {4}指定のブロックと次ブロックを融合させます。
  331. {5}ブロック分割ですが、未対応です。
  332. {6}表示先頭指定ですが、これも未対応です。
  333.  
  334. b.メッセージ欄
  335.  
  336.  メッセージが表示されます。
  337.  アイコンを指定していない時は、ブロックのコピーが行えます。
  338.  
  339. c.ブロック列
  340.  
  341.  編集してあるブロックが表示されます。
  342.  ここで、どのブロックを操作するか選択します。
  343.  
  344. (10)~(12)コピー&ペースト&キー移動
  345.  
  346. -左・右
  347. ・コピー
  348.  
  349.  最初に、これでコピーする範囲を決定します。
  350.  パートをまたいで始めと終わりを指定すると、文字列の長さが指定出来ない
  351. かわりに、幾つものパートのそのブロックの全内容をコピーすることが出来ま
  352. す。
  353.  
  354. ・ペースト
  355.  
  356.  コピーの後、これでコピー内容をカーソル位置に複写します。又、これを行
  357. ってもコピー内容は変化しません。
  358.  
  359. ・キー移動
  360.  
  361.  コピー内容のキー(音の高さ)を、シフト(上げ下げ)を左右、<>で指定
  362. してください。
  363.  但し、現段階では動作が1部おかしくなっています。申し訳ありません。
  364.  
  365. (また、COPYを右クリックで指定した場合、コピー元が削除されます。)
  366.  
  367. (13)タイトル
  368.  
  369. -左・右
  370.  編集中の曲のタイトルをキーボードで入力してください。
  371.  
  372. (14)音源指定
  373.  
  374. -左・右
  375.  セーブ、ロードと同様にFM音源、PCM音源の順にファイルを指定してく
  376. ださい。
  377.  
  378. (15)設定
  379.  
  380. -左・右
  381.  最初に、調合指定ウィンドウが表れます。
  382.  
  383.  各CDE・・、又は五線譜をクリックしてください。左クリックでシャ-プ
  384. 右クリックでフラットです。
  385.  「区画」をクリックすると、区画設定ウィンドウが開きます。
  386.  以下に、区画設定ウィンドウの説明をします。
  387.  
  388.  <○>PART
  389.   0~14を<>で表示パートとして選んでください。
  390.  BLOCK
  391.   相対値でブロック数を指定してください。
  392.  
  393.  最上部のクリック、右クリックで、それぞれのウィンドウが閉じます。
  394.  
  395. (16)初期設定自動作成
  396.  
  397. -右
  398.  1ブロックに、初期状態を作成します。
  399.  新しい曲を入力する時、CLEARの後で使います。
  400.  これを使うと、自動的に2ブロック目に移動します。
  401.  
  402. (17)パート操作
  403.  
  404. -左・右
  405.  プルダウンのようにサブメニューが開きます。
  406.  
  407.  <○>
  408.   操作パートを<>で指定してください。
  409.  検索
  410.   指定したパートから、任意の文字列を検索します。
  411.  置換
  412.   指定したパートに於いて、一括置換を行います。
  413.  複写
  414.   指定したパートを、任意のパートに複写します。
  415.  削除
  416.   指定したパートを、削除します。
  417.  
  418. (18)ディチューン
  419.  
  420. -左・右
  421.  サブウィンドウが開きます。
  422.  此処では、徐々に音高が変化する音を作成します。
  423.  
  424.   (音長)全体の音長を指定します。
  425.   (初音)でだしの音の高さを指定します。
  426.  (増加数)分割時の音高の変化の割合を指定します。
  427.   (末音)末尾の音の高さを指定します。
  428.  (分音長)分割した音長を指定します。
  429.  
  430. (言い訳になりますが実は、うまく繋がって聞こえない場合があります。これ
  431. は、作者が「1オクターブをディチューンで表すとどれだけか」を調べきれな
  432. かった為です。書籍がないんです。スミマセン。1オクターブを越えないか、
  433. 音色によってはなんとかなります。)
  434.  
  435. (19)ステレオ
  436.  
  437. -左・右
  438.  此処では、徐々に音の出る位置(左右)が変化する音を作成します。
  439. 但し、本体のスピーカーはモノラルですので、イヤホンもしくは、外接のステ
  440. レオ対応スピーカーでお聞き下さい。
  441.  
  442.  まず、ステレオ効果を掛ける範囲の指定をしてください。
  443.  
  444.  次に、サブウィンドウが開きます。
  445.   volumeは、高精度固定です。
  446.   中央の円及び、下段のバーに線分でステレオ移動を指定します。どちらの
  447.  場合も、始点、終点の順に指定してください。
  448.   (中央の円)ステレオと同時に、ボリュームも変化します。つまり、円の
  449.         中心に自分が立っていて、前後左右のどこに発音元が有るか
  450.         そしてその移動を線分で指定します。
  451.  (下段のバー)これはただ、右と左の音のバランスの移動をを指定するもの
  452.         です。
  453.  
  454.  2点を決めると「実行/取消」が出てきます。実行を選ぶと実行されます。
  455. (当たり前ですね)取消を選ぶと線分指定からやり直せます。
  456.  又、2度目以降は、線分指定はとばし、「実行/取消」から選びます。前の
  457. 指定と違うものにしたければ、取消を選んでください。
  458.  
  459. (20)BYE
  460.  
  461. -左・右
  462.  終了します。
  463.  設定ファイル”DESIC2P.set”をオンしておくと((1)参照)、設定を
  464. セーブしてから終わります。
  465.  
  466. 3.楽譜入力部
  467.  
  468.  編集画面のパートの上で右クリックすると、楽譜入力ウィンドウが表示され
  469. ます。以下はその説明です。
  470.  
  471. ・音長指定
  472.  上部の音符列で、音の(又は休符の)長さを指定します。
  473. ・ト音記号/ヘ音記号
  474.  ト音譜表/ヘ音譜表の切替えをします。
  475. ・8va.(-8va.)
  476.  1オクターブ高い(低い)音の入力をします。
  477. ・譜線部
  478.  音の高さを入力すると同時に、1音の入力を終了します。
  479. ・休符
  480.  休符の入力をします。
  481. ・シャープ・フラット群
  482.  シャープ・フラット等を指定します。
  483. ・スタッカート
  484.  スタッカートの指定をします。
  485.  又、1音中の発音割合を全体を8として<>で指定します。
  486. ・アクセント
  487.  アクセントの指定及び、その音の大きさを<>で指定します。
  488. ・タイ
  489.  タイの指定をします。
  490. ・連符
  491.  連符の指定、及び、何連符かを<>で指定します。
  492.  2連符から7連符まで対応しています。
  493. ・一音取消
  494.  カ-ソルの左側1音を削除します。
  495. ・和音
  496.  連続して指定数の音を入力することによって、それを和音と見なして下のパ
  497. ートに出力します。
  498. ・ウィンドウ移動
  499.  「SCORE INPUT WINDOW」と書かれた部分をドラッグする
  500. ことによって任意の位置に移動可能です。
  501.  
  502.  楽譜入力中もキーボード操作は可能です。又、スペースバーで音長選択がで
  503. きます。
  504.  
  505. 4.補足説明
  506.  
  507. ・特殊操作について
  508.  
  509.  HOMEキーを押すと、制御キーが使えるようになります。
  510.  制御キーは次の3つです。
  511.  
  512.  [→]同ブロック行末にカーソルを移動させます。
  513.  [←]同ブロック先頭にカーソルを移動させます。
  514. [削除]同ブロックのカーソル以降を削除します。
  515.  
  516. ・キーボード鍵盤化について
  517.  
  518.  編集画面で、カタカナ入力にしてキーを叩くと申し訳程度の鍵盤演奏ができ
  519. ます。とても粗末なもので、BASICと言うこともあり、和音すら鳴りませ
  520. んが、手元に楽器がない時に使ってやってください。ちなみに、パート1を使
  521. 用していてパラメータもそこのものです。
  522.  
  523. ・未対応エラー発生について
  524.  
  525.  未対応エラーが発生すると編集中のデータ保存をするか聞いてきます。
  526.  「保存しない」にしても、データは特にクリアしませんので、恐らく心配有
  527. りませんが、メモリ不足等のエラーの場合保存することさえ出来なくなってし
  528. まいます。万が一に備えて、データはこまめにセーブすることをお勧めします
  529.  
  530. ・データの大きさについて
  531.  
  532.  DESIC2+では、最大300ブロックの曲を編集することが可能です。
  533. 又、1ブロックの最大文字数は(255文字×14パート)です。
  534.  
  535. ・プログラムの大きさについて
  536.  
  537.  このプログラムはOpeningデモのため、インストール時には1.2M
  538. Bディスクの殆どが埋まります。
  539.  但し、デモ用ファイル(GGGファイル参照)を削除し、実行ファイルを圧
  540. 縮すれば1/4位になると思われます(但し圧縮時のテストは一切行っていま
  541. せん)。
  542.  
  543. ・作者からのコメント
  544.  
  545. (version 2.1の時のもの)
  546.  時間の関係上、最も最後に回したディチューン・ステレオ辺りも不安なので
  547. すが、やはり、一括置換で変数名を取り替えた区画設定が心配です。作っては
  548. みたものの(以前から計画はあった)、あまり使える機能ではないので、でき
  549. るだけ避けて使うのが良策でしょう。(テストプレイは大丈夫でしたが)
  550.  セーブでは、10以上まとめて空きブロックがあるとそれ以降はセーブされ
  551. ない様になっていますので気をつけてください。(普通に作れば問題ないです)
  552.  
  553. (version2.236・・・)
  554.  2.1のときの注意点は健在です(おいおい)。上に挙げた機能は作者自体
  555. 殆ど使わないので(ディチューンを少し使うくらい)、使わない方が身のため
  556. です(使うならセーブした後)。はっきり言って、ステレオと区画設定は使え
  557. ません。ステレオはボリュームが高精度固定なのが痛いですかね。生成デ-タ
  558. が256文字を越すとエラーになります。
  559.  また、作成したデータをフリコレ等に応募する場合は音源の位置に気をつけ
  560. て下さい。いつも作成している時のディレクトリにセットされていると思うの
  561. で、普通のテキスト編集で手を加える必要があるかもしれません。
  562.  
  563. ・F-BASIC386Cについて
  564.  
  565.  このプログラムは、膨大な大きさのBASICファイルです。
  566.  ところで、F-BASIC386Cって、バグ多いですよね。このDESI
  567. C2+、つまりver2.2360679・・・実は、ver2.1から、ど
  568. こが変わったかっていうと一番大きいのがinstr→kinstrにして、
  569. コンパイル時のエラーを回避した事だという話もありますし。
  570.  CDのものは内蔵のものと違って、ヴァージョンアップ出来る・・・というこ
  571. とが、ここまで高機能であることに繋がっている反面、バグの多さを残してし
  572. まうというマイナスに陥らせているのも否めない気がします。いつの間にか
  573. ハードコピーでエラーが出るようになっていて、楽譜表示時の[copy]
  574. キーでのプリントアウトのテストができていないんですよ。プリンターがいけ
  575. ないのかもしれないし、でもテキスト印字は出来るし、まあ取り合えず、機能
  576. だけは付いたままです。
  577.  ’93秋に直ったヴァージョンを出してくれるかと待っていたら、結局無か
  578. ったし、早めに直してほしいものです。
  579.  
  580. ・著作権について
  581.  
  582.  このプログラムの著作権は作者に有ります。より良い音楽製作環境をより多
  583. くの人に提供するために、予告なく改バージョンを発表することがあります。
  584.  また、個人の使用や知人への配付を越える使用、つまり公の場にこのプログ
  585. ラムを配付する際は作者並びLIQUIDに予め連絡を義務とします。
  586.  
  587. ・その他
  588.  このプログラムはファイルセレクタ部に於いて、OcToh[オクト]氏のREX
  589. ユーティリティーを使用させていただいています。
  590.  MMLの形式については、TaroPYON氏のHEat等で扱われている
  591. ものを使用させていただきました。
  592.  今回の発表も御二方あってこそのものです。ここに敬意を持って感謝の念を
  593. 申し上げたく存じます。
  594.  
  595.  
  596. 終.あとがき(これもver2.1と同じ)
  597.  
  598.  この乱文な、操作ファイルに長時間お付き合い戴いて、誠にありがとうござ
  599. いました。相当数のバグを取り除き、今回の発表に至ったわけですが、一括置
  600. 換等手荒い事をしたので、恐らく未だバグが残っていると思われます。時間も
  601. なく未対応の部分も残っているのですが、皆様の音楽の製作に於いて、少しで
  602. も手助けになればと思います。
  603.  
  604.                   1994. 2.17. NIX
  605.  
  606.  
  607.  
  608.    LIQUIDへの連絡は下記まで。郵送で。
  609.  DESIC2にこのあと何を付けるかアイデアのある人聞かせてください。
  610.    無い人も感想等聞けましたら幸いです。
  611.   DISKでも一緒に送ってくれたら何か(DESIC2の新しいのとか)
  612.    送るかもしれません(送らないかもしれません)。
  613.      MENU.TIFにいい絵ができたら送ってください。
  614.     独断と偏見でNIXが選んで次のDESIC2に付けさせて
  615.                        いただくかもしれません。
  616.  
  617.  
  618.      東京都町田市南成瀬1-2-1
  619.              成瀬駅前ハイツ1-208
  620.                         続 義道
  621.